豊愛日和 弊社営業スタッフの業務外活動記 2017年7月
「二川宿本陣資料館」
今年も早いもので半年が経過し、2017年も下半期に突入しました。
梅雨の真っ只中で毎日ぐずついた日が続いておりますが、皆様は
いかがお過ごしですか。
今回は弊社事務所から程近い二川宿にあります、二川宿本陣資料館
をご紹介したいと思います。
江戸時代、江戸と京都、大坂を結ぶ東海道は最も重要な街道であり、
多くの人々が行き交い、多くのものや情報が運ばれました。
東海道五十三次33番目の宿場で、三河国最東端にある二川宿にも
多くの旅人が訪れました。この資料館は大名の宿である本陣と庶民
の宿の旅籠屋に残された旅人達の記憶を辿り、江戸時代の旅を体感
することが出来ます。
宿場の役割は3つあり、ひとつは旅人の宿泊休憩施設があることで
した。大名や幕府の役人公家などが宿泊休憩に使う本陣・脇本陣、
武士や一般庶民が泊まる食事付きの宿の旅籠屋、自炊する宿屋の
木賃宿、旅人が休憩する茶屋などです。あとの二つは人馬の継立
(人と荷物の輸送)と飛脚業務でした。
こちらは大名など身分の高い人が乗る駕籠で乗物といいます。
引き戸が付いてあり、内部には非常に豪華な飾りがありました。
また、館内奥には七夕の節句に合わせて短冊や夏野菜を結んだつるし飾り
のちりめん細工が飾られていました。七夕の歌に登場する五色の短冊の
青、赤、黄、白、黒の色は、五行説と関わりある色の組み合わせのよう
です。スイカやナス、トウモロコシなどの夏野菜の飾りもたくさん並んで
いましたよ。もうすぐ七夕ですね。
毎年多くの観光客で賑わう秋の二川本陣まつりでは、当時を再現した
大名行列が練り歩き、絢爛豪華な衣装、装飾は圧巻です。
今年は11月5日に開かれるそうですので、ぜひ見に行こうと思います。
弊社は先日の東名高速新城インター付近のバス事故に伴い、スタッフ
全員に再教育を徹底しました。引き続き安全第一で日々の乗務を運行して
いきますので宜しくお願い致します。
豊愛日和~弊社営業スタッフの業務外活動記~ 過去記事
2017年06月 賀茂花しょうぶ祭り